読了「ストラテジックマインド」

基本的な企業の戦略のたてかた、コンサルファームの仕事の一面がわかっておもしろい本です。対象としては寡占市場の企業が主なのかなという印象を受けました(ちょっとバブル期の日本企業イケイケなかんじがするのもよかったですね)。個人的に興味深かったのは序盤の「フェイルーセーフ」「問題を細かくする」という部分がカーネギー「道は開ける」でも述べられていたことです。これらはプログラミングにもある考えですが、様々な問題に対してのパターンとして使えるのだなという事をあらためて感じました。
今後どの程度、本で読んだことを活用できるかわかりませんが参考にしてみたいと思います。


発想するサムライ
精査するサムライ

問題分析

問題点に関する情報等を集める
問題点をまつめグループ化する
本質的な問題点を自問する
解決策の検討

問題を細かくすることで大きな問題に取り組めるようになる

企業戦略

カギ要因の絞り込み

市場分析でのカギ要因の発見
勝者と敗者の分かれ目の条件

カギ要因がわかったとしても成功するとは限らない

相対的優位性の確立

先制攻撃の疑問反復

なぜ?を考え突き詰めて行動する

戦略的自由度の利用

セグメンテーションを考え選択の軸を選ぶ


「この業界で成功する秘訣はなんですか」
フェイルセーフ
何が出来るか?

戦略

「自社」「顧客」「競合」
顧客ベース ニーズとセグメンテーションとトレンドに注目し本質的な欲求に応え効率的に顧客に奉仕する
自社ベース カギ機能の選別とそれへの投資
競合ベース 他社に対しての優位性を考える


市場カバレッジ率を考える

環境

企業環境と経済環境を鑑みる必要が当然ある

意思決定

事業分野の限定
シナリオの構築